今からでもかかと美人は目指せます!正しい足のかかとケア

ストッキングが引っ掛かったり、深いひび割れから血が滲んだり。
そのような、かかとのひび割れで悩んでいませんか?

見えないところではあるものの、毎日歩き刺激を与え、体重を支える重要な体の部分でもあります。
原因や注意点から対策法を知って、あなたもかかと美人になりませんか?

かかとがガサガサにひび割れる原因

かかとがガサガサになってしまう原因は主に2つの原因があります。

ひとつは角質層が分厚くなることで起こる角化現象、そしてもうひとつは雑菌によるものです。

角質層が分厚くなる角化にも、考えられる理由がターンオーバーの乱れ、乾燥といくつかあります。

自分のかかとがガサガサになる角化の細かい原因を、まずは知っておきましょう。

ターンオーバーの乱れ

かかとの皮が分厚くなるのは、古い角質がきちんと排出されずに残るからです。

通常なら垢として剥がれ落ちるはずが、ターンオーバーの乱れが原因で剥がれずに残ると、古い角質がたまっていきます。

ターンオーバーの乱れは、ストレスや加齢などから足の血流が滞ったり、リンパの流れが悪くなることで起こります。

かかとは歩いたときに直接刺激がいく場所なので、きちんとケアしなければ角化が進んでしまうのは当たり前のことなのです。

冬に多い乾燥

かかとには他の皮膚と違い、皮脂腺がありません。

そのため乾燥する冬の季節にガサガサしがちです。

毎日保湿クリームなどでケアしなければ、すぐに乾燥からひび割れを起こしてしまうのです。

冬は素足にこたつやストーブなどに当たりますから、温められた皮膚が余計に乾燥し、ひび割れの悪循環が起こります。

水虫などの雑菌

かかとの角化以外にも、水虫などの雑菌によるひび割れがあります。

水虫と聞けばジュクジュクとした水分の多い症状を思い浮かべますが、そればかりではありません。特にかかとの水虫は白っぽく粉をふくのが特徴なので、一見すると見分けがつきにくいのです。

水虫は放置しても自然に治ることはほぼありません。

指や他の部分に水虫がうつってしまわないよう、対策しなければなりません。

かかとのガサガサや厚くなった角質を放置すると

かかとの古くなった角質をずっと放置すればするほど、硬くなって分厚くなります。

分厚くなればなるほど、餅のようにひびが入りやすくなりますよね。

さらにそのひび割れを放置しているとどうなるでしょう。ひび割れが深くなり、出血し歩けなくなることもあります。

またあかぎれの部分から細菌などが入り込むと、感染症をおこす危険もあるので怖いですね。

ひび割れ部分に水虫菌が入れば、足全体に広がる可能性もあるのです。

かかと美人になるために出来ることは?

かかとのガサガサや角質を綺麗にケアするためには、残った角質を綺麗に除去し、保湿をすることが大切です。

毎日コツコツと続けて”かかと美人”を目指しましょう♪

角質を除去するピーリング

まずは保湿の前に、古くなっていらない角質を取り除きましょう。

角質を綺麗にピーリングする方法はいくつかあります。

電動かかと削り器  
スクラブや薬剤
軽石ややすり

自分に合ったアイテムで、かかとのいらない角質を削りましょう。

手作り重曹クリームを使う

重曹には角質を綺麗にしてくれる効果が期待できます。

パワーはありますが、人間の体にはマイルドなので手作り重曹クリームを作ってみましょう。まずは重曹とキャスターオイルやオリーブオイル、そして少しの水を用意します。

これらを混ぜ合わせるだけで、できあがりです。

多少、粒子が残っていても問題ありません。

クリームを優しくマッサージしながらかかとにつけるとケアができますよ。

かかとをケアするクリームの選び方

ガサガサかかとは保湿が大切です。

かかとには皮脂腺がないので、油分の多く含まれた保湿クリームを選びましょう。例えば、馬油やオリーブオイルなど、保湿成分が多く含まれるクリームを探してください。

さらに尿素は角質を和らげてくれる成分なのでおすすめです。

他にもかかとの炎症を抑える成分が含まれていると、使いやすいでしょう。

刺激には裸足NG!靴下でかかとケアする方法

かかとは歩いたときに直接床と接する部分です。

角化症の原因の一つに、外部刺激によるものもあるため、かかとを守りたいなら室内でも靴下をはきましょう。

通常の靴下以外に、かかとケア専用の靴下が売られています。

裸足が好きな場合も、サポーターのように指部分は覆われていないため、快適な靴下ですよ。

保湿クリームを塗ってから、専用の靴下を履くことでより乾燥防止効果が狙えます。

角質を除去した後のケア方法

角質を除去した後のかかとは綺麗になっているので、そこで安心して何もしないのは危険です。

ピーリング後のかかとは、バリア機能が弱まりデリケートになっています。

そのため弱った皮膚に雑菌が入らないよう、しっかりケアしてください。

外部から守るため靴下をはく  
乾燥防止に保湿クリームを塗る  
靴を清潔にする  

 

靴下を履くことは血行不良からも足を守ってくれます。

また角質はあまりに取り過ぎないように気を付けましょう。

まとめ

かかとのガサガサは、角質が主な原因であることが分かりましたね。

角質は外部刺激や乾燥など様々な理由で溜まっていきます。

その他角質だと思っていたのが、水虫が原因であることも。

角質除去と保湿のダブルケアを行い、綺麗なかかとを目指してみませんか?

角質は除去し過ぎないよう気を付けて、夏は綺麗なかかとでサンダルデビューしましょう。